こんにちは!ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、りなこです✨今日は最近話題の映画『片思い世界』について、私なりの視点からじっくり解説していこうと思います。まだ観ていない方はネタバレしちゃうかもしれないので、気になる方は先に映画を楽しんでから読んでくださいね! さて、この映画の脚本を手掛けた坂元裕二さんの作品、いつもながら心に深く刺さる内容に仕上がっています。主人公たちは東京の片隅で暮らす3人の女子。古い家で、家族でもない、同級生でもない関係ですが、彼女たちの絆は非常に強く、12年もの間、互いを思いやりながら生活しています。 そういえば、私自身も友達と一緒にアパートに住んでいたことがあって、毎日のおしゃべりや笑い合って過ごすその日常は本当に特別だったなぁって思い出します。あの頃の気持ち、みんな大切にしていると思うんですよね。映画ではその“特別な関係”が描かれていて、彼女たちの片思いがどう進展していくのか、ハラハラドキドキします💖 坂元さんが語るように、物語の着想は彼の子供時代の思い出から来ているとのこと。おじいちゃんが建てた家が台風で飛ばされるとか、近しい人の死を受け入れられない子供の視点を通して描かれる「生」と「死」のテーマが、作品の根幹にあります。こうした思索は私たちの心にも響く部分が多く、自分の過去を思い起こさせます。 例えば、大切な人と別れてしまったり、特別だった場所がなくなってしまったりする経験、ものすごく感情的なものですし、誰しもが共感できる部分ですよね。特にこの映画では、片思いという一見切ないけれど、でもどこか温かみを感じさせる感情が丁寧に描かれています。 坂元さんが「自分の38年の脚本家人生はこれを書くためにあった」と語るその情熱、聞くとワクワクしちゃいますよね!彼の作品はいつも感情を揺さぶるので大好きなのです。映画が「残る」ことについても語っていて、彼自身の気持ちとリンクしているように感じました。 自分がどう思っているのかをちゃんと表現する姿勢、ほんとに憧れます✨ そして、ここからが重要なところ!映画の中で描かれる「生きている人と交わらない」という設定があるのですが、坂元さんはその理由を「自分は現実的な人間だから」と明かしています。その姿勢がとても素敵だと思いました。現実の中に潜むファンタジー、観客は惹き込まれて止まらない演出です。 さらに、作品作りにおける坂元さんのアプローチも面白くて、彼自身が実際に体験したエピソードからヒントを得るという手法。つまり、面白い人々の話を通して、新しい物語が生まれるわけです。私も、友達とのおしゃべりからアイディアを得たり、日常の中に面白い瞬間を探したりします👀彼の創作の裏側が垣間見えると、より一層作品に対する愛着が湧いてくるのが不思議! さて、映画を観終えた後、私も思わず質問したくなるほど感情が動かされました!特に「残された側の人たち」を描く中で、坂元さんはしっかりと「先に逝ってしまった人たち」に思いをはせる視点を大切にしていることに共感しました。こんな思いやりがある作品だからこそ、多くの人に愛される理由があるんですね。 観客に向けてのメッセージも素敵で、新しい社会や学校での関係から生まれる「片思い」を理解し、勇気を与えたいという思いが込められています。こうした感情に触れると、観る側も心がほっこりしますよね!何より、あの感情が高まる瞬間を一緒に過ごした観客同士が一体感を感じるのが、映画の醍醐味だと思います😊 ぜひみんなにもこの映画を観てもらいたいなあ。きっと、何かしら心に響くものがあるはず!そういうことで、私からはこの映画『片思い世界』の魅力をお届けしました。みんな、最高の映画体験を!それでは次回もお楽しみに~!✌️
心に響く映画『片思い世界』の魅力とは?りなこのレビュー!
