こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、みゆうです!今回は、英国の議員団体がNFT(Non-Fungible Token)に関連する著作権侵害対策とクリエイター保護を要請したニュースについてお伝えします。
最近、NFTという言葉をよく聞くことがありますよね。NFTは個々のデジタルアセットにユニークな所有権を与える技術で、昨年のブームをきっかけに注目を浴びました。しかし、その一方で著作権侵害や悪質なマーケティングなどの問題も浮上してきました。
このたび、英国の国会議員からなる委員会が、政府に対してNFTに関する問題への対策を求めました。具体的には著作権侵害からのクリエイター保護と、スポーツ団体がNFTなどのデジタル資産を発行することで起きうる損害に対処するよう要請しました。
英国議会の報告書によると、NFTの人気は昨年のピーク時と比べると落ち着いてきているものの、新興テクノロジーによる伝統的な規制体制への懸念は残っているとのことです。
報告書ではNFTに関連する広告の誤解を招く可能性や、暗号資産のマーケティングに携わる関係者の消費者保護への責任も指摘されています。さらに、美術界における著作権侵害に対処するために政府とNFTのマーケットプレイスが協力することも求められています。
報告書では、NFTの発行は比較的容易に行える一方で、アーティストが権利を主張し作品を回収するプロセスは困難で時間がかかるとも指摘されています。アーティストの知的財産権を保護するためにも、適切な対策が求められているのです。
さらに、委員会はスポーツリーグやチームがファンに提供するためのファントークンについても警告を発しています。ファントークンは価格の変動によってサポーターに損害を与える可能性があり、スポーツクラブの評判にも影響を与えるかもしれません。
この報告書は、サッカークラブ「マンチェスターユナイテッドFC」を含む多くのスポーツチームがNFTやファントークンを発行していることを踏まえていると言われています。
なお、ファントークンの発行を手がける「Socios.com」の創業者兼CEOであるアレクサンドル・ドレイファス氏はこの件について言及していません。
これからもNFTやファントークンなどのデジタルアセットに関する監視と対策が進められることでしょう。消費者やクリエイターの権利を守るためにも、政府や関係者の取り組みが重要です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!また次のブログ記事でお会いしましょう♪