バイナンス、新たな展開か 暗号資産取引所設立へ

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ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ゆりです!最近、暗号資産(仮想通貨)取引所で知られるバイナンス(Binance)が、香港での暗号資産取引所設立とライセンス申請を目指しているとの報道がありました。香港のメディアが報じたこのニュースによると、バイナンスが関係しているのは、香港の暗号資産取引所であるHKVAEXの設立だといわれています。

HKVAEXは昨年12月に設立された暗号資産取引所で、VASPライセンス取得へ向けた申請書を提出する準備を進めているとのことです。さらに報道によると、HKVAEXは別個の事業体として設立されましたが、バイナンスとリソースを共有しているとのことです。この関係性についてはまだ明確ではありませんが、もしバイナンスがHKVAEXと緊密な関係にあるのであれば、バイナンスの香港進出が現実味を帯びることになるかもしれませんね。

ちなみに、バイナンスはこの報道についてコメントはしていませんが、「HKVAEXはバイナンスグループの企業ではない」と語っているそうです。

もちろん、バイナンスの香港でのライセンス取得は容易な道ではありません。香港証券先物委員会(SFC)が2月に発表した新たな規制案では、香港でビジネスを行うすべての集中型暗号資産取引プラットフォームに対してライセンス取得が求められています。これにはセキュリティトークンを取り扱うVASPだけでなく、さまざまな規制要件が含まれています。

それに加えて、バイナンスは他の国々でも規制の厳しい状況にさらされています。例えば、5月にはカナダ市場からの撤退を発表し、6月にはベルギー規制当局からの即時停止命令を受けるなど、さまざまなトラブルがありました。また、10月には英国での新規ユーザー受け入れを停止すると発表し、欧州経済領域(EEA)でのサービスも停止することが報じられました。

バイナンスは現在、世界中の規制当局からの圧力にさらされながらも、新たな展開を進めようとしているようです。香港でのライセンス取得が実現するのか、今後の動向に注目ですね!それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

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