皆さん、こんにちは!ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ゆりです。本日は、ボーダフォンと住友商事が共同で行った実証実験についてお伝えします。
ボーダフォン(Vodafone)は、住友商事、チェーンリンク(Chainlink:LINK)開発のチェーンリンクラボ(Chainlink Labs)、イノウェーブ(InnoWave)と協力して、プラットフォーム上で貿易文書を交換する実証実験を行ったそうです。この実証実験は、複数のプラットフォームやブロックチェーン間での文書のシームレスな交換を目指したものだとのことです。
現在、貿易文書の交換は非効率で信頼性の低い紙やデジタルのプラットフォームが主流となっています。しかし、相互運用性の低さから、国際的な商取引においてさまざまな問題が生じているそうです。
この実証実験では、チェーンリンク開発のクロスチェーン相互運用プロトコルであるCCIPとボーダフォンのデジタル・アセット・ブローカー(DAB)が使用されました。これにより、参加企業はネットワークで結ばれたIoTデバイス間のセキュリティと相互運用性を確保することができるようになったそうです。
さらに、ボーダフォンのIoTデバイスとブロックチェーンには、単一のインターフェースでデータとトークンを転送するための新しい機能が追加されました。
この実証実験の結果、ボーダフォンのDAB対応のIoTデバイスとブロックチェーンが、スマートコントラクトやAIアプリケーションで使用するための安全で信頼性の高いデータを提供できる可能性が高いとされています。
ボーダフォンは、「火災を検知した船舶が自律的にデータを中継し、海上貨物保険のプロセスを発動させる」といった具体的な例も挙げており、今後の展開が期待されます。
また、ボーダフォンのDABは、チェーンリンクのネットワークにノードオペレーターとして参加することも発表されました。これにより、データ交換と計算の安全性や合理性が向上し、スマート・コントラクトの開発・展開を支援する役割を果たすとのことです。
これらの取り組みにより、ボーダフォンと住友商事は新たなビジネスチャンスを探求し、IoTデバイスを活用した経済の成長を促進することが期待されます。
今後も、ボーダフォンと住友商事の動向に注目していきたいと思います!それでは、また次の記事でお会いしましょう♪