イーサL2アービトラムの「Arbitrum Orbit」がメインネットで利用可能に、セレスティア統合も

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ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、りりです!今回は、注目のニュースをお届けします。イーサリアム(Ethereum)L2アービトラム(Arbitrum)を利用するためのツールパッケージ「アービトラムオービット(Arbitrum Orbit)」が、ついにメインネットで利用可能になりました!早速、その機能や使い方についてご紹介しますね。

アービトラムオービットは、オフチェーンラボ(Offchain Labs)が提供するパッケージで、イーサリアムの独自の専用チェーンを作成することができます。メインネットだけでなく、アービトラムワンやアービトラムノヴァ、アービトラムゴエリ、アービトラムセポリアといったテストネットでも利用可能です。ただし、まだパブリックプレビュー段階なので、リスクがあることには注意が必要ですね。

さらに、アービトラムは最新のアップデートで、データ可用性(DA)を向上させるモジュラー型ブロックチェーンネットワーク「セレスティア(Celestia)」を統合しました。これにより、アービトラムオービットを使って作成したブロックチェーンで、アービトラムワンやアービトラムノヴァに加えてセレスティアにもデータを公開することができます。データ可用性(DA)は、処理中のブロックに含まれるデータを閲覧可能にする機能で、不正なトランザクションなどを検証するのに役立ちます。

ちなみに、アービトラムはイーサリアムのレイヤー2スケーリングソリューションとして知られています。オプティミスティックロールアップという技術を使って、イーサリアムの安全性を保ちつつ、高速で処理することができるんです。ロールアップとは、元のブロックチェーンのセキュリティを活用しながら、ネットワークの混雑を解消する技術のことです。アービトラムでは、楽観的な検証方法を採用しているので、スケーラビリティの向上に成功しています。

アービトラムには、アービトラムワンとアービトラムノヴァという2つのメインネットがあります。アービトラムワンは誰でもバリデーターとなることができるパブリックなメインネットで、DeFiやNFTなどに利用されています。一方、アービトラムノヴァは厳選されたバリデーターのみが参加する許可型のメインネットで、ゲームやソーシャルアプリに特化したネットワークとして利用されています。

このような特徴からもわかるように、アービトラムは非常に注目されているプラットフォームなんです。アービトラムのトークンであるARBも、イーサリアムのセキュリティを引き継ぎつつ、ガバナンストークンとして機能しています。さらに、アービトラムは6.46Bドル(約9693億円)の総預かり資産を誇り、レイヤー2の中でも最大のネットワークです。

これからもアービトラムの成長が期待される中、アービトラムオービットの登場でさらに多くの開発者やユーザーが利用することができるようになるでしょう。イーサリアムエコシステムの発展にとって、大きな一歩となることでしょう。今後のアービトラムの動向にも注目ですね!以上、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、りりでした!

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