ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ゆいです。
みなさん、こんにちは!ゆいです。今回は、国連が新たな取り組みとして人工知能(AI)に関する諮問機関を発足させたことをご紹介します。国連は、AIがもたらす潜在的なリスクを軽減するため、包摂的なアプローチを採用していくとしています。
AIの発展に伴い、最新の調査では消費者の企業への不信が浮き彫りになっています。消費者は、企業がAIを責任をもって導入し、規制を順守するとは信じていないのです。そのため、国連はAIの管理方法を検討するためにこの諮問機関を設立したのです。
この諮問機関は、AIの国際的ガバナンスに関する問題に取り組むために39名のメンバーで構成されています。メンバーには、シンガポール政府の最高AI責任者やスペインのデジタル化およびAI担当大臣、ソニーグループの最高技術責任者(CTO)など、様々な組織の代表が名を連ねています。学際的な性格を持つこの機関は、AIに関するグローバルなガバナンスを目指しています。
最近では、AIの利用がますます広がっています。チャットボットやボイスクローニング、画像生成ツールなどのアプリケーションが登場している一方で、その潜在的な危険性も指摘されています。国連は、AIが気候関連の行動や国連が定める17の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に役立つ可能性もあると述べています。AIは私たちの未来を変える可能性を秘めているのですね。
一方で、AIの使用に関する規則が必要だと考えている消費者もいますが、それが順守されるのか疑問視されています。技術コンサルティング会社Thoughtworksの調査によれば、56%の消費者が企業のAI規制の順守に疑問を抱いているそうです。また、約93%の消費者がAIの倫理的な使用に対して不安を抱いており、71%が認めないままに企業がデータを利用することに懸念を示しています。AIの関連技術が進歩する中で、私たちのデータやプライバシーについても不安が増えているのですね。
消費者はAIを導入している企業に対してどう思っているのでしょうか?Thoughtworksの調査では、42%の消費者がAIを導入している企業からの購買意欲が高まると答えています。彼らはAI技術のさらなるイノベーションや、より迅速なサポート、良い顧客体験を期待しているようです。一方で、18%の消費者はAI導入企業からの購買意欲が低下すると答えています。彼らはAIの人間味の欠如やデータプライバシーへの懸念を理由に挙げています。
AIの利用は増える一方で、消費者の不信感も根強いです。私たちは自分のデータがどのように使用されるのか不安に思っています。データプライバシーに対する懸念は、AIがますます発展していく中で重要な課題となっています。国連の新たな諮問機関が、AIの包摂的なガバナンスを検討し、私たちの未来について考えるきっかけとなることを願っています。
それでは、今回のニュースはここまで!ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ゆいでした。みなさんもAIが社会にもたらす影響について考えてみてくださいね!