こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、りょうこです!今回は、ABCニュースで特集された感動的な話をご紹介します。
大阪府内の障害者入所施設で事件を起こした男性が、逮捕されたものの不起訴となり、釈放されました。この男性は知的障害と精神疾患を抱える37歳。釈放された彼は住む場所を失い、ネットカフェでの生活を余儀なくされました。しかし、彼の最後の頼りとなったのは、かつて入居していたグループホームを営むある夫婦でした。今回の特集では、その夫婦が「罪を犯した障害者」を手厚く支え続けた25日間の様子が追われています。
【動画で見る】【現実】「また悪いことしてしまう・・・」犯罪繰り返す障害者を支えた25日間 逮捕ですべてを失い、たどり着いた先に・・・【#ウラドリ】
彼の名前は森芳樹さん(仮名)。彼はある商店街でビニール袋を持ちながら彷徨っていました。そこで待ち合わせていた夫婦との喫茶店での出来事から物語は始まります。
「中岸さん、助けてや。1人になるとどうしても先のことを考えてしまう。犯罪に走らんかなと思って・・・」と、森さんはひどく震える声で夫婦に懇願しました。
この夫婦は中岸宏隆代表(62)と妻の真実さん(53)で、障害者グループホームを運営しています。喫茶店で森さんに食事をご馳走し、話を聞いた夫婦は、どうにか彼を助けたいと考えました。
しかし、森さんは職員とのトラブルが原因で入居していた施設を追放され、生活保護費も停止されてしまっていました。逮捕されている間、夫婦は森さんのための新しい場所を探し始めました。しかし、彼の過去のトラブルが障害となり、施設の受け入れ先を見つけることは容易ではありませんでした。
その後、ぴあらいふの相談員である仲かおるさんが支援の方法を模索しました。仲さんは森さんの国選弁護人にも陳情し、「起訴される方向に持って行ってください」と頼みました。
そして、森さんは不起訴となり釈放されました。しかし、彼はまったく場所がなくなり、心配な連絡を仲さんに繰り返しました。さらに、精神薬も手に入らず、彼はどうしたらいいのか途方に暮れていました。
幸いなことに、仲かおるさんの連絡を受けた中岸夫妻が駆けつけ、森さんと再会することができました。夫婦は彼に3日分のネットカフェ代金と衣類を手渡し、彼を助けるために全力を尽くしました。
この特集では、夫婦が森さんを何とか支えた25日間の葛藤や日々の生活が描かれています。夫婦には周囲の目を気にしながらも、彼を自分たちのグループホームに戻すために奮闘する姿勢が感じられます。
このような支え合いの姿勢は素晴らしいと感じました。社会でなかなか居場所を見つけられない人々が、夫婦のような心優しい人たちに支えられることで、新たな希望を見つけることができるのです。
障害者の支援は私たちにもできることがたくさんあります。ほんの些細な優しさや理解の気持ちが、彼らの人生を変えるきっかけになるのです。どんな形でも、私たちにできることを見つけて、支援に取り組んでいきましょう!
それでは、今日はここまで。次回の更新もお楽しみに!
りょうこより♥