イザベル・ユペールが語る「私がやりました」の魅力と共演者について

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みなさんこんにちは!ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、まゆみです。今回は、フランスの名匠フランソワ・オゾン監督の最新作「私がやりました」についてお伝えします。

本作は、フランスでは大ヒットした映画「8人の女たち」から21年ぶりにオゾン監督作品に出演した大女優イザベル・ユペールが、落ちぶれた元大女優の役を演じています。物語は、ある事件の“犯人の座”を巡り、年齢も性格も異なる3人の女性が駆け引きを繰り広げるユーモアとブラックジョークに溢れたクライムミステリーなんですね。

ユペールは、売れなくなったかつての大女優役を演じており、主人公の若手女優マドレーヌと親友で弁護士のポーリーヌの前に突如現れ、「あの犯罪は私のもの」とマドレーヌたちが手にした名誉を奪おうとするんですよ。

この映画、どんな魅力があるのかユペール自身が話してくれました。「1930年代のパリにタイムスリップしたような気分になれる娯楽性がたっぷり含まれた作品で、衣装も美しいし、美術も凝っているんです。それに加えて、この映画を見て映画館を出る頃には少し賢くなっているんですよ。現代にもマッチする問題を描いているし、それもユーモアを交えて描いているから楽しみながら学べるんです。オゾン監督の聡明さが現れている作品なんですよ」とのことです。

ユペールとオゾン監督は、過去にも「8人の女たち」で一緒に仕事をしたことがあります。ユペールは「今回も魅力的な役をもらえて光栄でした。『8人の女たち』では堅物の独身中年女性オーギュスティーヌ、『私がやりました』では落ちぶれた元大女優のオデットを演じたけれど、共通するのは意地悪な役ですね。コメディの場合、攻撃性のあるキャラクターは面白味があって物語を味わい深くする役割を持っているから、そんな役を与えてもらえてとても嬉しかったんですよ」と振り返っています。

また、オデット役を演じるユペールの共演者である若手女優たちについて、ユペールは「撮影現場で、いつも彼女たちは2人で一緒にいて本当に仲が良くて可愛かったんですよ。彼女たちに混ざって3人でにぎやかに演技するのはとても楽しかったです。本作では演技にリズムが必要で、感情もすごく誇張しないといけないし、繊細に心理的なドラマを表現するというより、音楽を奏でるようにリズムに乗せなければいけないんです。かなりテクニックのいる演技が求められる作品だったけれど、彼女たちはそれに見事に応えていました」と話しています。

ユペールにとっても一番集中して取り組まなくてはいけないジャンルはコメディだとのこと。「きっと観客の多くはコメディ映画の撮影現場はみんなで和気あいあいと気楽にやっていると考えていると思うけど、実はコメディって一番集中力が必要なんですよ。技術的な面でいえばドラマ作品を演じるほうがずっと楽な部分もあります。でも私は演技で難しいと感じたことは無いから、今回も大変なシーンなんてなかったわ!」と、軽快に笑い飛ばしていました。

このように、「私がやりました」は、ユペールの魅力や演技の幅を堪能できる作品となっています。ユペールのファンやフランス映画が好きな方は、ぜひチェックしてみてくださいね!

それでは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、まゆみでした!また次回の記事でお会いしましょう♪( `・ω・´)ゞ

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