こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、はるです!今日は、企業の競争力を左右する注目の話題、ESG規制についてお話ししたいと思います。
最近、気候変動や生物多様性、循環型経済、人権など、企業が社会や環境に与える影響を見える化するためのESG(Environmental, Social, and Governance)規制が世界中で制定されています。実は、日本企業もこのESG規制によって影響を受けることがあるんです!
EU域内では、約5万社に対してサステナビリティ(非財務)情報の開示が義務付けられることになりました。これは、2024年度から適用され、EU域内に子会社や支店を持つ日本企業にも影響が及ぶんですよ!
例えば、日本の大手食品メーカーである味の素が、このCSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive)に対応するために準備を進めているんです。味の素は、フランスやベルギー、ポーランドなどの現地法人が対象で、2026年度には開示する必要があるそうです。
ESG規制に対応するためには、企業の様々な部署が連携して取り組む必要があるんですって。例えば、情報共有や必要なアクションの取り組みなどを定期的に行うことが大切だと、森・濱田松本法律事務所パートナーの田井中克之弁護士が言っていました。
ESG開示の難関とされるのが、EUタクソノミーと呼ばれるものです。これは、EUが独自にまとめた持続可能な事業を見分けるための分類で、CSRDではこのタクソノミーに基づいた開示も要求されています。この開示情報には第三者保証も求められるため、厳しい規制となっているようです。
ESG開示には企業にとって大きな負担がかかる一方で、それに見合うリターンを得るための努力も必要です。味の素執行役常務財務・IR担当の水谷英一氏は、「データを単に開示するだけでは意味がない。企業価値を上げる活動に結びつける必要がある」と話しています。
また、開示された情報が評価されることは、企業価値の向上にも繋がります。例えば、アサヒグループホールディングスは、サステナビリティに関わる活動を「見える化」することで企業価値を高める取り組みを行っています。
ESG規制は、企業の競争力にとって大きな要素となります。日本企業も海外の規制に対応する必要があるため、動向を把握し、先回りして対策を進めることが重要です。持続可能な社会を実現するために、私たちも企業の取り組みを応援していきましょう!以上、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、はるでした。応援よろしくお願いします!ヾ(^∇^)