アレクサンダー・ペイン監督作品の魅力を言葉で伝えるのは難しい ローコンセプトの新作は“2023年の個人的ベスト”【ハリウッドコラムvol.344】

エンタメ
スポンサーリンク
スポンサーリンク

ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、まいです!今回は、アレクサンダー・ペイン監督の新作映画についてお届けします♪
「アレクサンダー・ペイン監督作品の魅力を言葉で伝えるのは難しい ローコンセプトの新作は“2023年の個人的ベスト”【ハリウッドコラムvol.344】」というニュースで、最新作「ザ・ホールドオーバーズ(原題)」について詳しく解説しますよ〜!

さて、みなさんは映画を紹介する際、どのようなポイントを重視しますか?私たちは「つかみ」の強さや意外性を求めることが多いですよね。でも、アレクサンダー・ペイン監督の作品は少し違います!彼の作品は「ローコンセプト」と呼ばれ、現実的な設定や意外性のあるストーリーとは異なる魅力があります。

例えば、「サイドウェイ」では中年の男性2人がワイナリーを巡る旅を描き、定年退職した男性が愛娘の結婚を止めに行く「アバウト・シュミット」、昏睡状態の妻と向き合う父親の物語「ファミリー・ツリー」といった作品です。これらは現実的な設定であり、意外性を感じさせる要素はほとんどありません。しかし、ペイン監督のストーリーテリングの技術は素晴らしく、実際に「サイドウェイ」と「ファミリー・ツリー」ではアカデミー賞脚色賞を受賞しています!

最新作「ザ・ホールドオーバーズ(原題)」は、冬休みの間だけ寄宿学校に留まる人々の2週間の物語を描いています。舞台は1970年代の米東海岸の寄宿学校で、古代史を教えるポール・ハンハムと生徒たちの関係が中心になっています。この映画は、ペイン監督らしいローコンセプトの作品で、つかみが弱いとされていますが、その分、視聴者は登場人物たちとじっくりと向き合うことができます。

ペイン監督の作品は、映画と旅行を重ね合わせることができると思います。まるで友人たちとドライブ旅行に出かけているかのような感覚で鑑賞することができます。道中でのトラブルや試練を経て、予想もしなかった場所にたどり着くまで、お互いが影響を与え合い、成長していく様子が描かれています。

また、本作は舞台設定に合わせて、レトロ調のオープニングタイトルや映像スタイルが使われています。これにより、まるで未公開の70年代映画のような雰囲気が漂っています。

つかみが強い作品だけが映画ではありません。実際、私は「ザ・ホールドオーバーズ(原題)」を2023年のベスト映画と位置付けています。ただ、その魅力を言葉で伝えるのは難しいのですが、ぜひ観てその魅力を感じてみてくださいね!

それでは、また次回のブログでお会いしましょう♪ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、まいでした!

タイトルとURLをコピーしました