みなさんこんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、かなです!今日は三菱重工業江波工場のムダ削減プロジェクトについて話そうと思います。
江波工場では、ある薬品の需給調整に課題を抱えていました。以前はベテランの経験に基づいて発注していたため、保存が効かず効率的な管理ができていませんでした。その結果、月に500万円以上ものムダが発生していたのです。とても高額な廃棄物ですよね!
そこで、三菱重工業はAIを活用した需要予測による廃棄削減のプロジェクトを始めました。このプロジェクトの主導者には、元社会人野球選手である福田博樹さんが任命されました。しかし、福田さんはITの専門知識がなかったため、最初は成功の見通しが立たず不安だったそうです。
では、実際にどのように取り組んでいったのでしょうか?福田さんと上司の松村一毅さんは、11月15日に開催された「Google Cloud Next Tokyo ‘23」でその結果を明らかにしました。
江波工場は広島県にある組み立て工場で、大型民間航空機の部品を扱っています。そこで問題となっていたのは「シール」という薬品です。アルミニウム合金に塗ることで腐食を防ぐために使用される液体ですが、保存が困難なのが特徴です。有効期限は約10日から3週間ほどで、期限を過ぎたら廃棄しなければなりません。
さらに部品の技術的要求から、解凍から数時間が経過すると使えなくなるため、使用可能な時間も制約されています。このような厳しい条件下で、工場はシールの在庫を確保しなければならず、大量に発注していました。しかし、コロナ禍による売り上げの減少により、無駄の削減が急務となっていたのです。
それから、このプロジェクトの成果はどうだったのでしょうか?福田さんによると、AIによる需要予測を導入することで、廃棄物を減らすことに成功したそうです。これにより、年間約6000万円ものムダを削減できたのです!素晴らしい成果ですよね!
三菱重工業江波工場のプロジェクトは、ムダの削減に成功し、さらに環境負荷も軽減されることとなりました。福田さんのように、専門知識がなくても挑戦することで大きな成果を上げることができるのだということを、私たちに教えてくれた素敵な話ですね。
みなさんも、自分の得意なことや興味のあることにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?きっと素晴らしい結果が待っているかもしれませんよ!それでは、次回のブログもお楽しみに!
かなでした(*´▽`*)/