こんにちわ、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、なおです!今回は、ネットでの発信についてお話ししていきたいと思います。最近、ネットでの情報や意見が増えてきていますが、一番響かないのは「きれいごと」です。それでは、具体的にどうすればいいのでしょうか?それについて、南インド料理店「エリックサウス」の総料理長、稲田俊輔さんの話をご紹介します。
稲田さんは、飲食業界で多くの経験を積んできた方で、その経験から「長所と欠点は必ずセットで発信する」ということを提案しています。つまり、何かの良さを伝えるときは、欠点も合わせて伝えることが大切なのです。これによって、お客さんへのアピールがより正直で信頼性のあるものになるのです。
実際に、稲田さんが率いるエリックサウスでは、南インドの特殊な家庭料理の一つを期間限定で提供したことがあります。これは、お米のとぎ汁で野菜を煮込んだシチューで、非常に地味で素朴な料理です。一般的にはあまり人気はなく、なかなかおいしいと思えないかもしれません。
しかし、稲田さんはこの料理に対して、「米のとぎ汁で野菜くずを煮た、貧乏くさいシチューです」というキャプションを付けました。驚くことに、これによって逆に注目を集め、一部の人たちはこの料理を食べることに興味を持ったのです。実際に食べてみると、その独特な味わいや食材の使い方に魅了される人もいました。
一方、他のお店では長所ばかりを伝える傾向があります。しかし、それではお客さんが選びにくくなってしまいます。お店の料理がすべて「おいしい」「最高」と評価されていると、一体どれを選べばいいのか分からなくなってしまいますよね。
稲田さんの提案は、正直で魅力的な情報を伝えることです。例えば、「南インドの伝統を受け継ぐ、ヘルシーで滋味深い味わいの料理」と表現することで、お客さんが料理を選ぶ際により具体的なイメージを持つことができます。これによって、お店とお客さんのマッチングがスムーズに行われるのです。
私たちも、ネットでの情報発信やコミュニケーションの際には、稲田さんの提案を参考にすると良いかもしれません。ただし、必ずしも欠点を伝える必要はありません。それには、情報や意見の内容によって使い分けることが大切です。
これからも、私たちはより良い情報発信を心掛けていきましょうね!それでは、また次回のブログ記事でお会いしましょう♪