こんにちわ、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、さおりです。今日は、摂食障害の相談業務についてのニュースをご紹介します。アメリカの心理カウンセラー、アビー・ハーパー氏が、摂食障害に悩む人々の相談に乗っていたのですが、最近では生成AIによる代替が提案されているようですね。一体どうなってしまったのでしょうか。
アビー・ハーパー氏は、全米摂食障害協会の一員として、チャットや電話で相談にのっていました。多くの相談者から、「あなたはロボットではなく、本物の人間なの?」と聞かれることがあるそうです。やはり、相手が自分と同じ人間であることはとても重要な要素なのですね。思いやりや優しさを感じられる相手が必要なのかもしれません。
ところが、全米摂食障害協会の経営陣は、全ての相談業務をチャットボットに切り替える計画を打ち出しました。有給や無給の心理カウンセラーたちは辞めさせられることになり、2023年6月からチャットボットが導入されることになったのです。最初は技術的に単純なAIを使用する予定でしたが、結果的にはチャットボットの性能は不十分で、相談業務はすべて廃止されることになりました。
これは、生成AIが代替できない業務の一例であり、人間とAIがそれぞれの強みを発揮し、共存していく必要があるという教訓でもあります。AIやロボットが普及しても、人間同士の交流が重要な場面では、人の役割がますます重要になると言われています。
英オックスフォード大学のマイケル・オズボーン教授も、そう指摘しています。顧客との関係を維持したり、組織を率いたりするなど、人間同士の交流が欠かせない場面では、AIに代替されることは難しいというのです。
今回のニュースを見て、私もAIの進化は素晴らしいと思います。AIの技術はますます進歩していますし、私たちの生活をより便利にするものであることは間違いありません。しかし、AIが持つ限界や人間ならではの大切な要素も忘れずに考えていく必要があると感じました。
AIが進化する中でも、人間の温かさや思いやりが求められる場面では、やはり人の手が必要なのだと思います。だからこそ、相談業務のような人との接触が必要な仕事は、AIに代替されることはないのではないでしょうか。
このニュースを通じて、私たちがAIに頼りすぎず、人間同士のつながりを大切にしていくことが重要だという気付きを得ました。AIが活躍する一方で、私たちも自分らしさを大切にし、人間の魅力を忘れないようにしていきましょう。それでは、今日も元気に過ごしましょう!さおりでした!