ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ゆきです!今日は、関西の新春イベントとして知られる「福男選び」についてお届けします。皆さんは、福男選びという言葉を聞いたことがありますか?なんとなく、参拝者が境内を猛ダッシュする様子をイメージするかもしれませんが、実はその背後には知られざるストーリーがあるんですよ!
福男選びは、兵庫県西宮市にある西宮神社で行われる風物詩です。毎年、多くの人々が新年の恒例行事として訪れ、一番乗りを競い合います。ところで、皆さんは「福男選び」がどのような理由から始まったのか、ご存知でしょうか?
なんと、福男選びは明治時代に始まったものなのです!江戸時代までは西宮の街全体で「忌籠(いごもり)」という風習があり、9日の深夜に西宮神社の門が閉じられ、人々は家に籠もって夜明けを待ってからお参りに向かっていたそうです。
ところが、明治時代になると鉄道が開通し、遠方からの参拝客が増えるようになりました。そのため、鉄道会社同士が運賃の割引など様々な競争を繰り広げたのです。すると、少しでも早く参拝するために人々が猛ダッシュし始めたのです。
福男選びの始まりは、まさにこのような経緯から生まれたのです。そして、現在では、福男選びに参加することで福を授かると言われています。
福男選びの様子を見ると、熱気溢れる競争が繰り広げられているように感じますね。スタートで転倒したり、途中で落とし物をしたりと、波乱万丈のドラマが待ち受けています。
その一方で、福男選びが本来の参拝の目的から離れてしまっているのではないかという意見もあります。福男選びを行うことで参拝客が増え、地域の活性化に繋がっている一方で、本来の神聖な雰囲気が希薄になってしまっているのです。
福男選びの本当の意味とは何なのか、私たちは考えるべきかもしれませんね。それでは、福男選びの競争の様子を楽しんだ後は、十分に神社の雰囲気を味わってみてくださいね!ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ゆきでした♪(^ω^)