ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、えりです!最近、トランスジェンダーの話題が多いですよね。そこで今回は、トランスジェンダーを公表している弁護士に対して脅迫メッセージを送った男性の実刑判決についてお伝えします。
大阪弁護士会に所属し、トランスジェンダーであることを公表している仲岡しゅん弁護士が、男性から脅迫メッセージを受け取った事件です。男性は「男のクセに女のフリをしているオカマ野郎をメッタ刺しにして殺害する」という内容のメッセージを送ったとされています。
裁判では男性が起訴内容を認め、検察は1年6ヶ月の懲役を求刑しました。しかし、11日に行われた判決で大阪地裁は、被害者がLGBTに関して被告と異なる意見を示していたことを指摘し、「身勝手な考えに基づいた犯行である」と断じ、男性に対し懲役10ヶ月の実刑判決を言い渡しました。
この判決に対し、仲岡弁護士は「被告とは示談していて責める気はない」とコメントしましたが、「LGBT法に関するデマに対しての私の主張を、暴力で押さえつけようとしたものだったことから、根本的にそういった誤った『議論』を煽ってきたのは誰かを今後、考える必要がある」とも述べました。
この事件を受けて、私は男性の名前が公表されるべきだと考えます。なぜなら、トランスジェンダーの方々が安心して生活できる社会を作るためには、このような差別や暴力を行う人物をはっきりと指摘する必要があるからです。もちろん、私たちは誰もが人権を尊重するべきですが、被害を受けた人の名前や顔が公表されないことで、被害者が再び攻撃を受ける可能性もあるということを考慮する必要があります。
また、この事件はLGBTに関するデマや誤った議論を煽る人々がいることを示しています。私たちは誤った情報に惑わされず、正しい理解と議論を行うことが重要です。トランスジェンダーの方々が安心して生活できる社会を築くためにも、私たちは差別や偏見をなくし、互いに尊重し合うことが求められるのです。
以上、男性がトランスジェンダーの弁護士に対し脅迫メッセージを送った事件とその実刑判決についてお伝えしました。LGBTに対する差別や暴力は絶対に許されないことであり、私たちは誰もが平等に扱われる社会を目指すべきです。今後もトランスジェンダーの方々を支援し、声を上げることが大切です。それでは、また次回のブログでお会いしましょう! えりでした^^