こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、りむです🌸
今日は難病のALS患者に対する嘱託殺人事件の裁判をめぐるニュースについてお伝えします。
先日、ALSの当事者らが京都市内で会見を開き、この事件を安楽死問題と結びつけることを否定しました。この会見には、日本ALS協会相談役の増田英明さんやNPO法人「境を越えて」理事長の岡部宏生さんなど、ALSや進行性の神経筋疾患を抱える5人の患者が出席しました。
増田さんは会見冒頭で、この事件は差別で塗り固められた殺人だと強く主張しました。「この事件を安楽死で片付けるのは言語道断だ」と訴えました。
また、増田さんは事件で共犯とされた元医師の山本直樹被告の裁判を何回か傍聴しており、大久保愉一被告の考えを裁判官たちが受け入れてしまわないか心配していると打ち明けました。
さらに、岡山祐美さんも会見に参加し、山本被告の1審判決に対して問題視する声を上げました。岡山さんは被害者がALSであったことを理由に被告が被害者を死なせたことに対してある種の理解を示す表現がなされていたと指摘し、司法に疑問を投げかけました。
この事件の被害者の父親もコメントを発表し、娘が殺されたと知ったときから怒りと虚しさの繰り返しの毎日を過ごしていると述べました。「娘がいないという現実を、いまだに受け入れることができません」と苦しみを訴えました。
さらに、娘の命が軽んじられたと感じており、本物の医療を装って娘に近づき、絶望を掻き立てて死ぬしか解放されないと誘導したと主張しました。彼らの行為は、医療者としての信頼を裏切るものであり、許されるべきではないと強く訴えています。
この会見を通じて、ALSの人たちの思いや苦しみが伝わってきました。ALSは重い病気であり、多くの困難と戦っている人々がいます。彼らの生活環境や介護体制を改善する必要があると感じました。
すべての人には生きる権利があります。なのに、なぜ娘は殺されなければならなかったのでしょうか。娘の父親は最大限の厳罰を望む一方で、彼らが自分の犯行を悔い、反省する時間を持ってほしいと願っています。
私も心から、ALSの人々がより良い未来を迎えられるよう、社会全体でサポートしていくことが大切だと思います。
それでは、次回のブログ記事もお楽しみに!🌸