ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、すみれです。本日は、AmazonがiRobotの買収契約を終了し、その結果としてiRobotのCEOが辞任し、大規模なリストラが行われるというニュースが飛び込んできました。
まず、昨年8月に発表された買収契約。iRobotは、「ルンバ」というロボット掃除機で知られる企業ですよね。ちなみに、その買収総額は約17億ドル。しかし、なんと欧州連合(EU)の承認を得ることができず、Amazonは契約を終了せざるを得なかったようです。
この契約終了により、Amazonは特別解除料として9400万ドルをiRobotに支払うことになりました。それによって、iRobotは共同創業者であり会長兼任CEOであったコリン・アングル氏の辞任を発表しました。さらに、従業員の約31%に当たる約350人の解雇も発表されています。
一方、リストラによってiRobotは主力の掃除機以外の製品開発を一時停止することになりました。これは、掃除機市場における競争力を保つための策として行われるものと思われます。
この買収がEUの規制当局の目に止まり、競争制限の恐れが指摘されたことは以前から報道されていました。欧州委員会のマルグレーテ・ベステアー執行副委員長は、Amazonがこの買収によって自社のストアへのアクセスを制限し、iRobotの競合他社を排除することが可能になる可能性があると指摘していました。
まさかの展開に驚きを隠せません。だって、iRobotのルンバって、そこそこ洗練されたデザインで、使い勝手もいいし、掃除が楽ちんになるんですもん。私も大ファンだったので、Amazonによって優秀な掃除機が手に入るかもしれなかったのに残念です。
さて、このニュースを受けて私は思いました。これからも、大手企業の買収合戦や市場競争などが進行していく中で、小さな起業家や競合他社がどのように生き残っていくのか、ということが重要になってくるのではないでしょうか。
それにしても、この速報ニュースによって、iRobotの未来が一変することが予想されます。果たして、iRobotはこの危機を乗り越え、再び市場で強さを見せつけることができるのでしょうか。今後の動向に注目ですね。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。また次のブログ記事でお会いしましょう!