Ankr、ZKスタックを用いたハイパーチェーンの提供開始!

テクノロジー
スポンサーリンク
スポンサーリンク

ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、りさこです!

今日はブロックチェーンインフラ提供のアンカー(Ankr/ANKR)が、新しいプロダクトの提供を発表しました!その名も「ロールアップ・アズ・ア・サービス(RaaS)」。これにより、アンカーを利用するユーザーは、ハイパーチェーンと呼ばれる専用のブロックチェーンを展開することができるようになります。この提供は、ZKスタック(ZK Stack)と呼ばれる技術を使用して実現されます。

しかしながら、現在はテストネット環境において展開が可能となっており、本番環境では展開が制限されています。ですが、アンカーによれば、今後もいくつかのエコシステム上においてロールアップを構築するためのサービスを提供する予定であり、そのニュースも近日中に発表するとのことです。

ネット上では、このニュースについてさまざまな反応がありますが、特に注目されているのがZKスタックのハイパーチェーンが、開発者にとって重要なオプションになる可能性があるという点です。アンカーのRaaSは、そのシームレスなカスタマイズと導入により、ハイパーチェーンの展開がスムーズに行えるとされています。また、ハイパーチェーンは、レイヤー2の空間全体にとって重要な進化となると期待されています。

アンカーとは、ブロックチェーンインフラサービスを提供している企業です。RPCやリキッドステーキング、APIなどを提供しており、その中でも「ロールアップ・アズ・ア・サービス(RaaS)」の提供にあたり、アンカーはマターラボ(Matter Labs)と協力しています。マターラボは、イーサリアム(Ethereum)のレイヤー2スケーリングソリューション「zkSync Era(zkシンクエラ)」を開発しており、その技術がアンカーの新しいプロダクトに活用されています。

ZKスタックは、マターラボが開発したオープンソースフレームワークであり、ゼロ知識証明(zero-knowledge proof:zkp)を活用したスケーリング技術「ZKロールアップ(zkRollup)」を採用する独自のブロックチェーンを容易に作成することができます。この技術は、元となるブロックチェーンのセキュリティを活用しながら、ガス代やネットワークの混雑を解消するために開発されたものです。

さらにマターラボは、ZKスタックを用いて新たなブロックチェーンのネットワークを作成する「ハイパーチェーン構想」を掲げており、ゼロ知識証明を使用して相互接続したブロックチェーンの実現を目指しています。

というわけで、今回アンカーが新しいプロダクト「ロールアップ・アズ・ア・サービス(RaaS)」の提供を開始したことは、ブロックチェーン業界にとって大きな一歩と言えるでしょう。特にZKスタックを利用したハイパーチェーンは、開発者にとっては非常に魅力的なオプションとなることでしょう。

それでは、今回のニュースのレビューはここまで!次回の更新もお楽しみに!

タイトルとURLをコピーしました