こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、さゆりです！今日は強力な人工知能ChatGPTによる業務効率化の実証実験が話題です。香川県三豊市が「ごみ出し案内」業務にChatGPTを導入しましたが、なかなかうまくいかなかったようです。どんな結果が出たのか気になりますよね！
三豊市では、ごみ出しの分別や収集日に関する問い合わせにAIが24時間自動応答するサービスを提供するため、東京大学大学院工学系研究科松尾研究室と協力して約半年間の実証実験を行いました。当初の期待は大きく、市の業務効率化と新たなサービスの提供を見込んでいました。
実証実験では、常に改善を試みながらChatGPTの正答率を向上させてきました。最初の段階では、誤答分析を行い改善点を見つけるためのスパンが短かったため、正答率は62.5％にとどまりました。しかし、次のフェーズでは大規模言語モデルを変更し、対話形式での質問応答を導入するなどの改善を行いました。その結果、正答率は94.1％まで向上しました！
この実証実験が成功した場合、三豊市では市民からの問い合わせに迅速に対応することができ、環境衛生課の業務効率化にもつながると期待されていました。また、外国人市民に対しても多言語対応のサービスを提供できるという利点もありました。
ところが、残念ながら正答率94.1％では三豊市の基準とする99％には達せず、ChatGPTの本格導入は見送られることになりました。すると、「なぜAIにはうまくできなかったのか？」という疑問が浮かびますよね。
三豊市によると、固有名詞や不足情報に対するAIの対応が課題でした。例えば、「ファブリーズの捨て方」といった具体的な商品名に対する回答ができなかったり、情報量が不十分だったりということがありました。また、回答に対するユーザーの指摘を重視し、リアルタイムな回答を提供することも求められました。
AIを使った業務効率化は便利な反面、パーフェクトに仕上げるのはなかなか難しいのかもしれません。しかし、三豊市の取り組みは将来的なAIの発展に寄与する貴重な経験となりました。
私たちの生活や社会はますますAIによって変革されていくでしょう。今回の実証実験で見えてきた課題を克服することで、より優れたAIを開発できるかもしれません。ChatGPTのようなAIはまだまだ進化中で、私たちが求める“理想のパートナー”になる日が来るかもしれませんね。
以上、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、さゆりでした。今後もAIの最新情報をお伝えしますので、お楽しみに！(つω`*)ﾃﾍ♪
