みどりです!最近、人工知能(AI)チャットボットの「ChatGPT」のユーザーたちの間で、最新の出来事についての回答が得られないことに不満が広がっていましたよね。でも、そんな悩みも解消されそうです!米国の人工知能開発企業OpenAIは、開発者向けカンファレンス「OpenAI DevDay」で、「GPT-3.5」と「GPT-4.0」に改良を加えたことを発表しました!
その中でも注目されているのが、「GPT-4 Turbo」と名付けられたGPT-4の新バージョンです!これまで情報の最終収集日(データカットオフ日)が2021年に設定されていたのですが、新たなバージョンでは2023年4月まで情報収集期間が延長されることになりました。これにより、比較的最近の出来事についてChatGPTに質問しても、回答が得られなかったり謝罪されたりすることが減るでしょう。また、回答の内容もより正確で的確なものになるはずです!
以前のカットオフ日が問題視されていたのは、ユーザーにとっては困ることはもちろん、ChatGPTの調査ツールとしての有効性も制限されていました。最新の情報を得るためには、月額20ドルの「ChatGPT Plus」に加入しなければならず、それ以外のユーザーにはリアルタイムの情報は得られないという状況でした。OpenAIのCEOであるSam Altman氏も以前のカットオフ日に不満を抱いていたことを公言していました。
さて、新たなカットオフ日のテストをしてみました。私はGPT-3.5モードでChatGPTを実行し、「2021年10月に起こった主な出来事は?」という質問を入力してみました。すると、ChatGPTは国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)や新型コロナウイルス感染症のパンデミックに対する取り組み、NASAのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の打ち上げ計画など、具体的な出来事の一覧を提示してくれました。
GPT-4の場合、もちろん最新の情報を提供することができるかどうか確かめるために、ChatGPTに「Browse with Bing」を使わないよう指示しました。そこで、米国の女優Betty Whiteさんがまだ元気で生存しているのかどうかを尋ねてみました。すると、ChatGPTは「2023年4月の最終更新時点では、Betty Whiteは2021年12月31日に亡くなっています」と回答してくれました。
延長された情報収集期間を活かして、他の質問も試してみました。一部の質問では最初は正しい回答が得られないこともありましたが、新しいカットオフ日なら正確な回答ができるはずだと指摘すると、ChatGPTは混乱を謝罪し、最終的に正確で最新の情報を示してくれました!
これからはより新しい情報に基づいた回答が期待できるChatGPTの使い勝手がグッと向上しそうですね!情報の最終収集日の延長によって、困った時に便利なChatGPTがさらに頼もしくなりました。私たちの日常に役立つChatGPT、ますます進化を楽しみにしていきましょう♪