CVC先駆者の旭化成「事業会社のM&Aにも貢献できる」

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こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ゆうこです!今回は旭化成についてのニュースをお届けします♪

旭化成が「CVC進化論」という新しい考え方を提唱しているそうですよ!皆さんはCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)についてご存知ですか?私も最近知ったんですが、これは新たな事業を生み出し、企業の経営課題を解決する手段として注目されているんですって!

そのなかでも旭化成は日本でも先駆的に活動してきた企業の一つなんです。なんと、既に2000年代からCVC室を設置し、その機能を高めてきたそうですよ!このCVCの真の価値とは、「経営戦略を決める先導役になること」なんですって!

旭化成はCVCを活用する日本企業の先駆者として、08年にCVC室を設立しました。当時の日本ではスタートアップを支えるエコシステムがまだ成熟していなかったこともあり、さらなる成長を目指して米シリコンバレーに拠点を移したんですって!その後も米国やドイツ、中国など様々な国で活動し、東京にも今年の4月に拠点を設けたそうですよ。

旭化成のCVC室の役割は大きく2つあるんです。1つ目は新たな事業を生み出すこと。そしてもう1つが、経営戦略に貢献するためのコーポレートナレッジを蓄積していくことなんですって。具体的にはどういうことかというと・・・

CVC室のゼネラルマネジャーである森下隆氏は、「活動を通じてCVCのパターンを見つけることができました」とおっしゃっています。そのパターンは3つあり、最初の「CVC1.0」では自社事業部のミッシングパーツを探索することに重点を置いていました。日本の多くのCVCもまだこの段階にあるそうです。ただ、自社の事業環境が変わったり、スタートアップが方向転換したりすると齟齬が生じる可能性があるんですって。

そこで次の段階として「CVC2.0」に移るんです。この段階では事業部からやや離れた領域に投資することで、将来の展望を見極めることができるんですよ。ただ、この段階ではその事業に精通した人材の不足や、次のステップへの判断や意思決定が難しいという課題もあるそうです。

そして最後の段階が「CVC3.0」です。ここではしっかりとした財務リターンを出すことが目標です。有望なスタートアップ企業を見つけて、旭化成の経営戦略に貢献できる情報を得ることが大きな利点とされています。目利き力が高まり、出資先を育てることができれば、収益も増えるでしょうね!

ただし、森下氏は必ずしも「1.0」から「3.0」に移行することが望ましいわけではないと言われています。事業会社の環境に応じて段階は変わるもの。例えば、「3.0」と「1.0」を組み合わせて活用することもできるんだとか!

旭化成の取り組みを見ていると、CVCは企業が成長し続けるための重要な要素であることがわかりますね。自社の事業課題を解決するだけでなく、新たなビジネスチャンスを見出すことも可能なんですよ!

CVC先駆者の旭化成の取り組みには大きな期待が寄せられています。日本の企業の発展にとってもプラスとなるでしょうね!では、次回のブログもお楽しみに♪

それでは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ゆうこでした!

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