こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、しずくです!今日はちょっぴり衝撃的なニュースをお届けします。分散型取引所、dYdX(ディーワイディーエックス)が、標的型攻撃を受けてしまいました!その結果、ユーザーのポジションの清算をカバーするために彼らは900万ドルもの支出を余儀なくされたとのことです。
11月17日、dYdXは分散型金融プロトコル「yearn.finance(ヤーンファイナンス)」のガバナンストークンであるYFIをターゲットにした標的型攻撃に遭いました。この攻撃によってYFIの市場価格は一時的に40%も下落し、多くのユーザーのポジションが清算されるという事態となりました。
しかし、dYdXはすぐに対応策を打ち出し、ユーザーへの補填に向けて保険基金から900万ドルを支出しました。なお、現在もまだ1350万ドルほどの保険基金が残っているそうです。
さらにdYdXは、流動性の低いマーケットで証拠金要件を引き上げ、リスクの高い取引を制限するという対策も行っています。具体的には、Eos(EOS)、0x Protocol(ZRX)、Aave(AAVE)、Algorand(ALGO)、Internet Computer(ICP)、Monero(XRM)、Tezos(XTZ)、Zcash(ZEC)、SushiSwap(SUSHI)、THORChain(RUNE)、Synthetix(SNX)、Enjin(ENJ)、1inch Network(1INCH)、Celo(CELO)、Yearn.finance(YFI)、Uma(UMA)の16トークンに対して証拠金要件を上げました。
一方、dYdXの創設者であるアントニオ・ジュリアーノ氏は、攻撃者の捜査を進め、攻撃者の特定に大きな進歩を遂げたと語っています。現在、彼らはFBIに対して攻撃者に関する情報を報告しているそうです。また、dYdXは報奨金支払いなどの交渉を行わず、捜査に協力した者に報奨金を支払う予定だとのことです。
この攻撃に関してアントニオ・ジュリアーノ氏は、SUSHIトークンのマーケットを攻撃しようと試みた攻撃者が2週間前にも存在したことを明かしています。幸いなことに、その攻撃は失敗に終わったそうです。
dYdXのチームは懸命に対応し、ユーザーの保護に全力を尽くしているようです。今後の展開にも注目ですね!もちろん、私たち投資家も注意が必要です。しっかりと情報を収集し、リスクを最小限に抑えましょう!それでは、また次回の更新でお会いしましょう!バイバイ(⋆‿⋆)