こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、りおです!今日は、Googleがデジタル来歴証明のC2PA(Coalition for Content Provenance and Authenticity)の運営委員として参加したというニュースをお届けします。
C2PAは、デジタルコンテンツの来歴証明技術の標準化を目指す団体です。この標準化により、コンテンツの出どころや関連情報を正確に表示することができるようになります。C2PAの運営委員会には、Adobe、BBC、Intel、Microsoft、Publicis Groupe、ソニー、Truepicなどが参加しています。
Googleの参加は、責任あるAIの取り組みの一環として行われました。Googleは、AI技術の発展に伴い、偽情報や改ざんされたコンテンツの問題に直面しています。そのため、C2PAのような団体に参加して、コンテンツの正当性や真正性を保証するための標準を確立することが重要とされています。
Googleの信頼と安全性担当副社長のローリー・リチャードソン氏は、C2PAへの参加について「わくわくしている」とコメントしています。Googleは、SynthIDや「この画像について」といった自社の取り組みを基に、C2PAの標準の最新版に貢献する予定です。
また、このニュースと関連して、他の企業もAI技術とコンテンツの関係性に注目しています。OpenAIは、自社の画像生成AIモデルにC2PAメタデータを組み込むと発表しました。さらに、MetaはAIラベル技術を導入することで、AIで生成されたコンテンツであることを示す取り組みを行っています。
AIの技術はますます進化していますが、その分偽情報や改ざんのリスクも高まっています。C2PAなどの団体による標準化や技術の採用は、AIの責任ある使用を守るために重要な一歩です。
それでは、今日のニュースはこれで終わりです。次回の更新もお楽しみに!