こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、こはるです!今回は、香港のデジタル資産カストディ企業のHex Trustがドバイでの暗号資産サービスを提供するためのライセンスを取得したというニュースをお届けします。
Hex Trustは、MVP運用ライセンスを既に取得しており、今回のVASPライセンスの取得により、完全な暗号資産サービスプロバイダーとしての地位を確立しました。これにより、ドバイの機関投資家やプロ投資家に対して、安全かつ信頼できる暗号資産カストディサービスを提供することができるようになりました。
Hex TrustのMENA地域ディレクター、フィリッポ・ブッツィ氏は、「私たちは中東市場への進出を積極的に進めており、この地域の進歩的な規制環境や暗号資産エコシステムの活気から、大いなる成長のチャンスを見出しています」とコメントしています。
これにより、Hex Trustは香港、シンガポール、ベトナム、ドバイ、フランス、イタリアというさまざまな国にオフィスを構え、グローバルにサービスを展開しています。
一方、ドバイにおけるHex Trustのライセンス取得による成果として注目されるのは、競合他社のKomainu Holdings Limitedの動きです。KomainuもMVPライセンスを取得し、VARAから認可を受けることに成功しました。これにより、Komainuは機関投資家向けのデジタル資産カストディアンとして、一足先に市場に参入することとなりました。
なお、MVPライセンスはドバイにおける暗号資産サービス提供に必要な免許です。このライセンスは3つの段階から構成されており、暫定承認ライセンスから始まり、準備ライセンスを経て最終的な運用ライセンスを取得する必要があります。
暗号資産業界では、アドバイザリーやブローカー・ディーラーなど、7つの区分が規制対象となっています。Hex Trustのライセンス取得は、保管(カストディ)に関するものであり、安全な資産保管とトランザクションの実行を担う役割を果たすことが期待されます。
今回のHex Trustのドバイ進出により、中東地域の機関投資家やプロ投資家にとって、より安心して暗号資産を保管・運用できる環境が整いました。さらなる成長が期待されるHex Trustの今後の活躍から目が離せませんね!
ではまた、次回のニュース記事でお会いしましょう!