ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ゆいかです。最近、ずっと気になっていた問題が報道されました。それは、IBMがX(旧Twitter)での広告を停止したことです。
11月16日、米Financial TimesがIBMの声明文に基づいて報じたところによれば、「IBMはヘイトスピーチや差別を一切容認しない。この容認できない状況を調査する間、Xでのすべての広告をただちに停止した」とのことです。
この決断は、左派の非営利メディア監視団体Media Matters for America(MMfA)が報告した問題に基づいたものです。彼らはX上にヒトラーとナチス党を宣伝するコンテンツがあり、そのそばにIBMや他の大手企業の広告が表示されていたと報告しました。
Xのリンダ・ヤッカリーノCEOはすぐに自身のアカウントで声明を発表し、「Xは常に、すべての人による差別は全面的にやめるべきだということを非常に明確にしている」「Xは反ユダヤ主義と差別と闘うための私たちの取り組みについても非常に明確にしている」と述べました。
また、Xの広報担当者は、問題の投稿アカウントに対して収益化ができなくなる旨を説明しました。
しかし、注目すべきは、Xのオーナーであるイーロン・マスク氏の発言です。彼は「ユダヤ人コミュニティは、白人に対する弁証法的憎悪を押し付けてきた」とツイートし、物議を醸しました。この発言に対し、一部の人々はマスク氏を批判しましたが、彼は以前からヘイト投稿に対して積極的に対策を講じるべきであると主張してきたこともあります。実際、彼は以前にTwitterでの広告を終了したMicrosoftを提訴すると脅したこともあったのです。
この問題について、私はMedia Mattersを批判する立場を取りたいと思います。彼らは一部の問題を報告するだけでなく、広告主に対しても圧力をかけています。それによって企業は、短期的な損失を被ることになるかもしれません。しかし、私はこのような報告と圧力が、より安全で包括的なインターネット環境を作り上げるための重要なステップであると思っています。我々は差別に対して声を上げる責任があり、ネット上でも差別のない社会を作るために行動するべきなのです。
最後に、IBMの広告停止がどのような影響をもたらすかはまだわかりません。しかし、私たち一人一人がこの問題に関心を持ち、さらなる対策を求めていかなければなりません。私たちの声で、ネット上のヘイトスピーチや差別をなくすことができるのです。
それでは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ゆいかでした!