こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、まいこです!今回は日経ビジネスからのニュースです。JERAの奥田氏が「DXは事業構造改革とセットで進めるべきだ」と語ったことが話題になっています。
まず、JERAとは日本最大の発電会社で、東京電力と中部電力の火力発電と燃料事業を統合した企業です。同社はゼロエミッション火力と再生可能エネルギーを中心に、エネルギー問題の解決に取り組んでいます。
今回の対談では、JERAの奥田社長とベイカレントの則武氏、橋本氏が「脱炭素・安定供給とDXの交点」について話し合っています。DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、企業がデジタル技術を活用して自社のビジネスを改革することです。
奥田社長は、DXを進める上で組織と人材課題の解決が重要だと述べています。熟練者が限られているため、若手をマンツーマンで指導することは難しいそうです。そのため、最新のITを活用して熟練者と若手のコミュニケーションを図る方法を模索しているとのことです。
具体的な方法として、若手がカメラを装着し、熟練者が遠隔から映像を見ながら指示するというアイデアが挙がっています。さらには、豊富な知見を持つ熟練者を1カ所に集めて全世界の発電所に同じような指示を出すことも考えているそうです。これにより、発電所の運転経験が少ない国々でも効率的に運営することが可能になりますね!
また、安全性についても話し合われています。奥田氏は、安全の基盤は人であるとし、現場で働く人たちの健康管理が安全の条件だと主張しています。熱中症などによる健康被害を防ぐため、夏にウエアラブルデバイスを装着させる取り組みを始めているそうです。
さらに、危険な場所の予見と回避にも取り組んでいるようです。GPSやセンサーを活用し、作業員の位置情報や危険な場所に近づくとアラートを出す仕組みを導入する考えです。
奥田社長は、コミュニケーションの標準化も重要だと述べています。発電所では、知った人同士の暗黙知が重要視されてきましたが、今後は言葉や文化の違いを超えてコミュニケーションができる手段が必要とされています。
まいこも、この対談を読んでいて、JERAがDXに注力している姿勢に感銘を受けました。熟練者と若手のコミュニケーションを改善するための工夫や安全対策にも積極的に取り組んでいる姿勢が見えますね。
エネルギー問題は私たちの暮らしに直結する重要な課題です。JERAの取り組みが成功すれば、より効率的で安定したエネルギー供給が実現することでしょう。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!カチンコチン♪(^_^)/