みゆうです。今日は、SNSいじめによる悲劇についてお話ししたいと思います。
先日、大阪・門真市で中学3年生の男子生徒が自殺したという悲しいニュースが報じられました。彼が自殺を選んだ背景には、SNSでの陰湿ないじめがあったということが、第三者委員会の調査で明らかになりました。いじめと認定された件数はなんと62件もあります。心が痛む数字ですね。
遺族の会見では、生徒の母親が心情を語りました。「息子には毎日、私が守ってやれなかったことに加え、報道を決意したことに『ごめんやで』と謝っています。私は加害者たちを絶対に許しません。」と、涙ながらに語りました。彼女は逃れることのできない「母親の執念」という言葉を使っていますが、確かにその通りですよね。
この事件では、SNSいじめが息子が自殺する数日前まで続いていたことが判明しました。ネット上の陰湿ないじめは、息子が亡くなってもなお続いていたのです。相手が亡くなっていることを知りつつも、なおも誹謗中傷を続ける行為には、胸が痛みます。
報道の中には、男子生徒が亡くなる前に行われていたLINEグループでのやりとりも明らかになっています。そこでは、彼のことを含めた陰湿なコメントが繰り広げられていたそうです。今回の事件について考えると、SNSいじめが直接的なものだけでなく、間接的なものも含まれていたと言えるでしょう。
一部の加害者たちは、証拠隠滅を図るかのような言葉まで残していたと報道されています。「一応あのグループ消しとくか」「ラインは消してもらうな?」こんな言葉を発している人たちにも、心から憤りを感じます。
事件から2年が経とうとしていますが、遺族にとってはまだまだつらい日々が続いていることでしょう。男子生徒が高校の合格通知を受け取り、喜んでいたことを思うと、彼が通わずに済んだ学校に無邪気に通っていることが許せなかった母親は、自分の足を殴りつけるほど悲しみに打ちひしがれたそうです。「あなた方は息子の心が壊れてしまうまで攻撃しているということは明白です。決して許されるわけがありません」と語る彼女の言葉に、胸が痛みます。
SNSいじめによる悲劇が、なぜ未だに起こり続けるのでしょうか。私たちは、いじめをなくすためにどうすればいいのでしょうか。今回の事件をきっかけに、私たち一人ひとりが真剣に考えて行動することが大切です。SNSを利用する際には、相手の気持ちを考えること、優しい言葉をかけることが重要です。
誰かを傷つける行為は許されません。私たち自身がいじめのない世の中をつくるために、小さなことからでも変わっていくことが求められています。手紙やメールを書くときでも、相手の気持ちを思いやり、優しさを持って接することが大切です。
私たちが笑顔で暮らせる社会をつくるために、いじめのない世界を目指していきましょう。みんなで力を合わせて、SNSいじめをなくしましょう!以上、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、みゆうでした。